皮膚科
湿疹・かぶれ・アトピー性皮膚炎・じんましん・ニキビ・白癬(水虫)などの診察を行っております。
金属パッチテスト(※土曜日のみ)も行っております。
イボとは、皮膚の表面にできる小さな突起物のことです。疣贅(ゆうぜい)とも言います。多くはウイルス性で、その種類により、できるイボの部位、形状は様々なものがあります。感染するおそれがあるものもあり、早めに医療機関を受診することが望ましいです。
円形脱毛症というのは、ある日突然脱毛し始め、範囲は最小で10円玉くらいから、最大で全身に至るものまであります。普通は半年から1年程で自然に発毛してきますが、繰り返し脱毛が起きたり、脱毛範囲・箇所が増えてしまう場合もあります。
現在では、自己免疫が原因と考えられています。
休止期脱毛とは、休止期が3ヶ月以上延長したり、成長期から急に休止期に移行したり、休止期から成長期に戻らなかったりすることで、脱毛の発生や、緩やかに毛の密度が低下する変化と考えます。
休止期では抜けた毛根は棍棒状(マッチ棒のような形)です。
先天性乏毛症は、生まれつき髪の毛の量が少なく縮毛となる疾患で、※常染色体劣性遺伝の形式をとる遺伝性疾患です。日本人には1万人~2万人に1人と言われています。
先天性乏毛症を発生させる要因(原因遺伝子)はいくつかありますが、日本人における先天性乏毛症の多くは、LIPH遺伝子の変異によるものだと考えられています。
このLIPH遺伝子が異常を起こすために、必要なLPA(リゾホスファチジン酸)を生成できず、毛の脆弱化や成長障害、毛包形成異常などが起こり、乏毛症を生じます。
日本人の先天性乏毛症の9割はこのLIPH遺伝子の異常(欠損)が原因と言われています。
AGAとは、AndroGenetic Alopecia(男性型脱毛症)の略で、遺伝と男性ホルモンが関与する、全頭・頭頂部に生じる進行性の脱毛症です。
当クリニックでは、脱毛の相談や処方を行っていますので、お気軽にご相談下さい。
男性型脱毛症(AGA)は男性ホルモンが大きく影響している脱毛症で、特徴は異なりますが、女性にも起こり得ます。女性の場合は、男性のAGAと区別するために「女性男性型脱毛症(FAGA=FemaleAGA)と呼ばれることがあります。AGA同様、FAGA(女性男性型脱毛症)も、何もしないで自然に症状が改善していくということはありません。
従来の紫外線療法よりもさらに効果の高い308nmの紫外線を患部に照射して処置する光線療法です。
洗髪をし過ぎれば髪の毛は痛みますが、脱毛とは関係ありません。また、シャンプーの値段や素材によって抜け毛が増えることはありません。ご自分のライフスタイルにあわせて、お気に入りのシャンプーをお使いくださいね。
髪の毛のためにしてはいけないこと・すればいいこと・・・それは特にありません。もちろんお食事に関しても脱毛に効果的な食べ物はありません。昆布やわかめは?といった声が聞こえてきそうですが、特定の成分(海藻類に含まれるヨードやミネラルなど)を摂取することが、髪を育てたり黒くするというのは、科学的根拠がないのです。ただし、極端なダイエットで栄養失調になると、成長期にある髪の毛に障害をきたします。髪を丈夫に保つためには、栄養のバランスを考えて適量を食べるのは大切なことです。